鳥山敦生建築設計室
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「MT-house」 オープンハウス
2011年11月6日(日)
名古屋市昭和区 終了しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
宜しければご感想などお寄せください。
<白いテントの都市住宅> 竣工写真はこちら
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1) 自然を満喫できる都市住宅
都市の中でもプライベートなテラスで開放的な暮らしができる住宅。
交差点の角地なので、1階は安全面から駐車場とし、2階はリビングなどの主要室。大きなテラスに日差しをやわらげるテントを掛け、視線を遮る背の高い壁で囲う。
地面に根を下ろした樹木はテラス床の開口部より数年先には大きな緑を茂らせる。
日差しが欲しい時には開閉式のテントなのでヨットの帆のようにたためる。
机と椅子を置いて、いつでも外での生活を快適に楽しめるスペースとなる。
北側の隣地、東南の道路との境界にも樹木を植える計画。2階ばかりでなく
3階からも眺められる、都市の中の豊かな緑に育ってほしい。
2)プランについて
仕切りのない広々とした家族スペースはリビング・ダイニング・キッチン・和室、
それぞれの部屋が大きなワンルームのコーナーとなる。真ん中に設けた階段は
遮蔽しつつ繋げる効果を狙い、細い鉄骨で吊る。吊り構造ならではの細さが、この
空間のシンボル的要素となる。洗面所とキッチンを繋ぐ食品庫はたっぷり収納でき、奥様が動きやすい導線となっている。
庇は日本の住宅に欠かせない。南側の窓には夏の日差しを遮り冬は入る寸法の
900出、その他は小雨ならば開けておける300出程度の小庇をつける。
階段室の窓は明かり取りばかりでなく、昔の家の換気まどの仕組み。熱い空気は上に行き2階の窓から外部の冷えた空気が入ってくる。屋根は将来太陽光発電に対応できるよう設計。
3) インテリア
床はウォールナットのフローリング、家具はウォールナットとシルバーハート。濃茶色ばかりになると重くなりすぎるので、薄い色めの木も入れて明るい雰囲気に。天井は壁と同じ白いクロス貼り、和室も天井高を変えずフラットにし連続性をもたせる。壁には石・タイル・ガラス・木を使い、素材感を大切にしたインテリア。照明はキッチンカウンターには陶器製、食卓には木製のペンダント、いずれも暖かいオレンジ系の光で優しく豊かな空間に。その他はLEDを使用。
4) 冷暖房
オール電化住宅 一般室はエアコン
リビング・ダイニング・キッチンにはプラス床暖房
5) 建築概要
敷地面積 179.66u
延べ床面積 139.34u
工期 H23.1月 〜 H23.10月
施工 和光建設株式会社
MT-House の特徴