<住宅設計の3つのキーワード>
住宅を設計する際、自分に問いかけている3つのキーワードがあります。
3つのキーワード
この問いには、自分自身でも住みたいと思える住宅を設計することになるのですが、
そのご家族の子供になって考えてみたり、奥さんになってプランの中を動いてみたり、
来客になったり、あるいはペットになったり、泥棒になったり、休日の過ごし方や、
時間が経過して世代が交代するときのこと等、起こりうる出来事を可能な限り考えてみます。
一時的なことと不変的なことの整理をし、限りある予算の枠の中で何を切り捨て何を残すか
選択することになります。
住む人になったつもりの自分が気持ちよいか楽しさがあるかの問いになります。
建築計画は「敷地全体をどのように使うか?」という計画をすることです。
「住宅をつくる」ということはこの敷地を立体的に利用することです。自分の都合だけでなく
廻りへの配慮を心がけるよう注意しています。
近隣との関係は気持ちよく住む上でも重要で、まちづくりの視点からも重要です。
お互いを思いやる気持ちが次から次へとつながれば相乗効果できっと
暮しやすいいい街がつくれます。
家は住む人をあらわすといいます。
それだけにコストに関わらず、礼節をわきまえた華美でない
品格あるデザインとしたいです。
近隣からも愛され、世代をこえて住み継がれていく家づくりを目指しています。
長生きも芸の内とは建築にこそ当てはまる。
外部空間のデザインも重要ですが、美しい内部空間を有している事に重きを
置いています。
光・風・水・素材の使い方など住まいのちょっとしたところに「アッ」と心惹かれる場がほしい。
住む人の演出も加わって感受性豊かな内部空間をつくり出していきたいです。
□ 建築になってる?
□ 近隣への配慮がなされている?
□ 気持ちよく住める?楽しさはある?